こんばんは、管理人の大工のとうちゃんです。
> 今まで弱音を吐くような父ではなかったのですが、最近は年のせいでしょうか…昔
> の事を
> 振り返り、今までの苦労を語るようになってきました。
人間、歳とるとどうしても愚痴っぽくなって、昔の元気だったことをいろいろ言うのは確
かですね。
引退した私の父も同じです。
でも、それだけではないでしょうね。最近の建設業界、特に職人の環境は劣悪です。
姉妹サイトの掲示板もそんな愚痴ばかりです。http://daiku.info/
最近は若い人たちも愚痴ばかりです。
以前は頑張って苦労すれば報われたけど、今は頑張ることさえ難しい・・・。
> 何か手伝えることはないのかと毎日考えています。
私がお父さんの立場だったら「受注の確保」が一番うれしいです。
例えば、以前工事させてもらったお客さんの家を廻り、
不具合はないか、リフォームしたいところはないかなどを聞いてみるのも良いかも知れま
せん。
思わぬところで仕事が出てくるかも知れません。
(自分の仕事に自信のない人は怖くて回れないでしょうけど。)
職人として大工をやっているとなかなかそう言った営業活動はできませんからね。
> 経営状態はいいとは言えません。今まで一生懸命働いてきた姿を見ていると、自分
> は何も
> していないなって感じます。私は女だからというのは関係ないかもしれませんが、
> 大工仕
> 事は全くの未経験なので、何か手助けになるような資格などがあれば教えてくださ
> い。
お父さんが棟梁としてすべてを請け負うと解釈します。
受注が安定的にある前提では、
インテリアコーディネーターの資格などがあると、手助けになるかも知れません。
職人としてやってきた大工にはコーディネートは不得手な場合が多いし、
打ち合わせするより体を動かしたいでしょうから。
綿密な打合せをしておかないと内装材の色や材質でトラブルも起きやすいです。
また、CADが使える人が身近にいると助かるかも知れません。
お客さんに説明するのにちゃんとした図面があれば印象が良いし、
下請け業者への指示もスムーズに行きます。
あまりお役に立てなかったけど、私の個人的意見としては以上です。