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ホームセンター向けの材料

先日材木店で聞いた話です。

その材木店にメーカーからフロアー材の安いのがあるけどどうします?
と聞かれたそうです。

どうして安いのかというと、フロアー材等の材料は工場でほぼ全自動で
機械が作るわけですが、どうしても調整が狂ってきます。
機械が不調の時に出来上がった材料は精度が悪くいくらうまく施工しても
継ぎ手に隙間が出来てしまうそうです。
普通それらの材料はホームセンターなどに卸され、格安で販売されます。
ちゃんとしたメーカー品が安く売られているのはそんなからくりがあるんです。
そういったホームセンター向けの材料を仕入れないかと聞かれたわけです。

で、その材木店は大工からのクレームがあってはいけないので
入荷をお断りしたそうです。

単純に価格だけで比べてしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれます。


建築 : 22:42 : comments (0)
どんぶり勘定

最近読ませてもらっているブログ「daiku再び」があります。
現職の大工さんがしっかりした文章で大工の仕事について書いてます。
あの文章表現力には大工のとうちゃん脱帽です。

その中からちょっと気になったというか、共感したキーワードについて書いてみます。

「どんぶり勘定」要するに経理が大雑把な事なんですが、
大工をはじめとする職人にはまだまだ多いです。
私の父(大工のじいちゃん?)もドンブリでした。
住宅の見積書などでも、サッシ一式とか水道工事一式とか書いた
紙一枚で商売やってました(笑)

私が家の仕事をするようになり、そのうち見積も任されるようになった頃には、
きっちりした見積書じゃないと商売できないと思い。
細かな見積書を書くようになりました。

材料や器具のメーカー、型番までちゃんと書き込み、契約前には
お施主様に説明して・・・それが当たり前と信じてました。
変更や追加があったとき納得してもらうにもしっかりした見積書がないとね。

このところある中堅工務店の下請けでリフォームをしています。
諸事情でその工事の見積書の一部を見たのですが・・・。

「どんぶり」じゃん!

たとえば天井の張り替え、平米数と平米あたりの単価だけで
どんな材料でどんな工法なのか明記してない!
たとえば「プラスターボード9.5ミリ スクリュー釘ち」とか書いてないと
どのようにも受け取れるわけです。
これでは解釈の違いでトラブッても不思議じゃない。
大工だって何を使ったらよいか困ります。

上記の工務店だけでなくちょっと前に行った店舗の改装も似たようなモノでした。
しっかりした図面や仕様書なんて無かった。見積もきっとドンブリでしょう(笑)


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建築 : 22:36 : comments (4)
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