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[No.139] 8.設備工事 投稿者:大工のとうちゃん  投稿日:2007/11/23(Fri) 10:28
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住宅の設備工事として何があるか列挙してみましょう。
水道、電気、ガス、空調、電話などの通信線があります。
これらはどれも部屋の中を走らせる訳にはいかないので、
内部に埋め込むことになります。

そのため、下地工事の時点で各業者とうまく連携する必要があります。
床板を貼る前、壁や天井のプラスターボードを貼る前には
必要な配管や配線があるか入念なチェックが必要です。

また、クロス下地の板など、仕上げれば隠れてしまう物には
その下に配管や配線がある場合目印を付けておくと良いです。
これは、後に釘やビスなどを打つ時に配管の損傷や電線の
ショートを防止できます。
実際こういったトラブルはかなりあるんですよね。
特に最近は釘打ち機による配管の損傷が問題です。
機械打ちのため、その場では気づかない上に、パイプが割れず
水漏れが起きないためその時は気づかずに過ぎてしまいます。
何年かして釘が錆びてくるとそこから水漏れが起きてしまいます。

電話に関しては最近ほとんどコードレスですからほとんどが親機までの配線のみですが、
LANケーブルの需要が増えています。
また、アンテナ線に関しても時代の移り変わりで求められるケーブルが変わっていきます
ので、ケーブルを直接張り巡らすよりも、CD管などを使って配管内部を通した方が融通が
利きます。

各設備工事は内装仕上げまで進めてしまって良い状態まで終了させます。
仕上げの後各種器具を取り付けます。