2.工事の規模

 


リフォームと言っても工事内容、規模は様々です。水回りは面積の割にコストがかさみます。外装は建物を維持するために定期的に補修が必要です。

テレビ番組などでは内装を全部壊しての大規模なリフォームがよく行われていますが、はたしてメリットがあるのか疑問に思います。築30年以上の家は基礎に鉄筋が入ってなかったり、不同沈下があったり、今後数十年持ちこたえることが困難な場合も多いと思います。確かに外壁や柱など構造部分を残して内装だけをやり直せば、コスト的には負担が減りますが、せっかくきれいに直した家が、数年で、傾いたり、壁にひびが入ったりすれば何のためにお金を掛けたのやら・・・。他の部分の予算を削ってでも基礎の補強なども行うべきと思います。そこまでお金を掛けるのなら、建て替えてしまった方が良いような気もしますが、建坪率や容積率の規制に引っかかり立て替えの場合建てられる面積が減少してしまう事もあるので、建て替えた方が良いとも言い切れませんが。工事内容によっては確認申請も必要になる場合もありますので、十分検討する必要があります。
 

 

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