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[No.66]
Re: それ以前に
投稿者:
投稿日:2007/09/03(Mon) 23:23
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> 大工のとうちゃん さん> kamapanさんの仰りたいことはよくわかります。
> 特に「横のつながり」については以前から重要だと思っています。
「掲示板」に一応、書いておきましたのでまた見ておいてください、
縦と横をどう結ぶのか?(縦糸と横糸で布地は織られていますから)
点より線、線より面となる方法を探らなければ。
“大工や職人だけではダメ!”“図面バカの建築士もダメ!”
両方がぶつかりながら「妥協点・共通点・連絡網を作るしか無いでしょう」
仕事欲しさで「集まる同好会なら、ハナから辞めた方が良いでしょう!」
お客様はそんな物は「望んでいません」
“自然派住宅”あり“高断熱”あり“古民家住宅”あり色々あって「皆正しい!」
まるで詩人の様ですが、社会ニーズが先にあり、それを補完しながら形にする
チームが僕達なのでは無いでしょうか?
その為には「共通の知識レベルが欠かせません」
それを支えるのが“勉強会”(名前が固くて、ピアスをした若い者が来難いかも?)
あえて「現場でいちいち説明しなくても、つーかー!で伝われば随分楽でしょう」
> ただ、勉強をするにしてもどのように人を集めますか?
ここからが「腕のあるいは、頭の見せ所でしょうか?」
多分最初は、数人だと思います(僕はこれで十分だと思います)
多くは職人さん(多分大工さんなので)彼らが知りたいと思う内容を、フレキシブルに
最初から「大学の講義の様な」つまらない話し方や、内容は完全×です。
エコキュートには何故エアコンの室外機の様な装置が付いてくるのか?
オール電化は「地球を救うのか?(少々難しいかな!)」光熱費が安く付くのか?
> 具体的な提案をお聞かせ下さい。
まずは「建設労働組合の建物、無理すれば80人は入ります」勿論そんなに集まりませ んが、まずは10人ほど聞いてみたいと言う人が“ありがたい事にいますので”
彼ら、彼女から始めてみるしかありません。
この会は「僕が講師をして皆は聞くだけの物ではありません、電気の得意な物は
得意分野を、左官さんは下地はこうして欲しいでも、持ち寄って皆の“知識”と
するのです、まさに「知は利です!」
> 建設業界の危機的状態を説明して、啓蒙活動をする。
そんな大げさな話をしなくても、バブル期と違い今現場に残っている連中のレベルは
かなり高いです、危機的なのはどこの“現場で話しても、共通の懸念事項です”
「啓蒙活動はむしろ、お客様と変わろうとしない、木材流通業(材木屋も含む)かも知 れません」
> でも、そこに多くの人を招き入れるその方法は?
そんな妙薬はありません、世の中を変えるのは「劇的に変えるか!」「ゆっくり変え るか?」勿論100年かける訳には行きませんが、5年なら何とかなるでしょう。
多分、どこかで「誰かが声を上げれば、それは波となり世の中を変える力となるでし ょう」
どこかの、誰かに頼っている限り“何も変わらないのは事実です!”