1.地盤
一番問題となるのは液状化現象です。水分を多く含んだ地盤が地震の震動によって液体のように非常に軟弱な状態になる現象です。これは土中の水が潤滑剤の役割をして土の粒子を非常に動きやすくするため起こります。
ある程度大きな建物は杭打ち工法によって強固な地盤で支えられるので回避できますが、木造住宅など小規模の建物はいわば軟弱な地盤の上に浮いているような状態なので大きな影響を受ける場合もあります。新築の場合は地盤改良などによってある程度対処できますが、既設の建物では有効な対策はほとんどありません。 |
このページの更新日 : 2005/10/01