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3.躯体

躯体とは柱や梁など構造の骨組みを言います。
下から解説してみましょう


・土台

基礎の上に横向きに設置してある角材その上に柱が立ちます。建物上部と基礎をつなぐ役割をしているといえます。地面に近く湿気を持ちやすいので腐りにくい材料を使います。さらに防腐処理をして万一水分に接しても腐りにくくしなければなりません。

ところが、古い家屋では防腐剤が使用してなかったり。トイレ浴室などの水回りでは、床はタイル仕上げの場合が多くその高さまで盛り土してあります。そのため土台がいつも湿気っていて、腐朽していたりシロアリの被害に遭っている事が多くあります。
地震力が強く掛かる建物の角に、浴室やトイレは建物の角にある事が多くその部分から倒壊してしまう可能性があります。住宅耐震の大切なポイントとして覚えておくと良いでしょう。

柱と壁

建物の縦方向の力を支えるのは柱です。柱だけでは横方向の力が掛かった場合ひし形に変形してしまい倒れてしまいます。そこで、壁の中に筋交いを入れて変形を防ぐわけですが、古い建物では筋交いが少なかったり、しっかりと取り付けてない場合も多く見受けられます。現在耐力壁として筋交いを入れる場合は筋交い、柱などの両端を金物を利用してしっかりと取り付けなければいけません。

また、柱、壁などは平面的に見てバランス良く配置する必要があります。採光や通風のみを考え南面の壁を少なくすると剛性のバランスが崩れ倒壊する可能性が高くなってしまいます。南面、特に建物の角となるところは強固な耐力壁を設置する必要があります。


・横架材

梁や桁、胴差しなど横方向に架けて屋根や、2階の床を支える材料を総じて横架材と呼びます。
横架材のポイントは水平方向の変形です。建物に横方向の力が掛かった場合変形しないよう角に火打ち梁と呼ばれる短い梁を45度の角度で設置しますが。阪神淡路の時はこれが少ない建物が多く倒壊していたそうです。
それ以降多く見受けられる工法として、2階床下地に厚い(24ミリ以上)構造用合板を横架材に直接取り付ける方法です。床面が1枚の板となるため水平方向の変形がしにくく丈夫な建物になります。

参考図面

 

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このページの更新日 : 2007/01/14