2.基礎
現在新築される木造住宅のほとんどが「べた基礎」と呼ばれる、建物下全部にコンクリートを打設し基礎とする方法がとられています。部分的に地盤が軟弱だった場合その部分だけが下がってしまう「不同沈下」と呼ばれる現象は「べた基礎」であればかなり被害を少なくできます。
しかし、15年ほど前の建物では基礎の下の部分だけ40センチ程度の幅でコンクリートが打たれているだけの場合が多くあります。そのような建物は不同沈下により基礎の弱い部分(主に換気口まわり)にクラック(亀裂)が発生している場合がよくあります。 さらに古い建物では基礎のコンクリートに鉄筋が入ってない場合もあります。
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このページの更新日 : 2007/1/14