住宅リフォームの手順 8.設備工事

 

 
  サイトトップ
  はじめに
  1.工事の流れ
  2.解体
  3.墨出し
  4.間仕切り、構造補強
  5.外装建具
  6.外装工事
  7.内装下地工事
  8.設備工事
  9.仕上げ
 10.設備仕上げ
 11.外構工事

 リフォーム編(旧コンテンツ)
 住宅の耐震

住宅の設備工事として何があるか列挙してみましょう。
水道、電気、ガス、空調、電話などの通信線があります。
これらはどれも部屋の中を走らせる訳にはいかないので、内部に埋め込むことになります。

そのため、下地工事の時点で各業者とうまく連携する必要があります。
床板を貼る前、壁や天井のプラスターボードを貼る前には必要な配管や配線があるか入念なチェックが必要です。
特にユニットバス設置の場合、間仕切りなどができてしまう前に早い時期に設置するべきですが、一般に発注から納入まで早くて2週間、通常3週間かかりますので、工程をしっかり考えて早めの発注が必要です。

また、クロス下地の板など、仕上げれば隠れてしまう物にはその下に配管や配線がある場合目印を付けておくと良いです。
これは、後に釘やビスなどを打つ時に配管の損傷や電線のショートを防止できます。
実際こういったトラブルはかなりあるんですよね。
特に最近は釘打ち機による配管の損傷が問題です。
機械打ちのため、その場では気づかない上に、パイプが割れず水漏れが起きないためその時は気づかずに過ぎてしまいます。
何年かして釘が錆びてくるとそこから水漏れが起きてしまいます。

電話に関しては最近ほとんどコードレスですから親機までの配線のみですが、LANケーブルの需要が増えています。
また、アンテナ線に関しても時代の移り変わりで求められるケーブルが変わっていきますので、ケーブルを直接張り巡らすよりも、CD管などを使って配管内部を通した方が融通が利きます。

各設備器具に必要な下地はこの時点で用意する必要があります。
トイレのタオル掛けや紙巻器、各所に設置する手すり、一部の重い照明器具などに下地が必要ですが、各器具の説明書をよく読み、適切な場所に準備するようにしましょう。
カーテンレールなども下地が必要なことがあるので、注意しましょう。

各設備工事は内装仕上げまで進めてしまって良い状態まで終了させます。
仕上げの後各種器具を取り付けます

次へ

 

戻る

大工のとうちゃん
Copyright (C) 2003-2007   All rights reserved.
更新日 : 2007/12/07