1.匠について 2.あの予算で出来るの? 3.スタッフについて 4.収録現場のお話
5.カメラのお話 6.テレビの宣伝効果 7.注意すべき事 8.終わりに

人気番組で放映されるのってかなりの宣伝効果があるように思えますよね。でも、実際はそうでもないんです。
匠は視聴者によい印象(工事の出来映えよりこちらの方が重要)を与えれば多くの問い合わせがあるでしょうが、下請け業者なんてたとえ名前を出してもらって建物の外観をテレビに映してもらっても電話番号が出てないし、全く問い合わせなんてありません。まあ、私の事例の場合、匠が視聴者に良い印象を与えなかった事もあるでしょうけどね。実際、親戚など見てくれた知人の感じた印象は良くないようです。

最初に説明を受けました。「もし良い仕事が出来て受注が来れば仕事を回すことが出来るから」なんて言っていましたよ。本音としては大工工事の下請けだけ貰ったっておいしくないし、そんな当てにならないことで工事費について妥協出来ませんよ。最初から私は期待してませんでしたが・・・。結果はやはり良くない印象を与えたせいかあまり反響はなかったようです(確認は出来ていませんあれ以降匠や元請業者とは険悪になりましたので)

やはり「この人にやってもらいたい!」そんな強い要望を引き出せる人間的魅力がないとダメでしょうね。視聴者はしっかり見ています。一人よがりの利用者の使い勝手を考えていない設計は見通してしまう人もたくさんいます。

放映後の反響についても匠次第であるのです。依頼主、施工業者とも良い匠に当たれば幸運ですが、駄目な匠に当たれば後悔と怒りしか残らない結果になってしまいます。

では、不幸にも?当選してしまったらどんなことに気をつけるべきか考えてみましょう。次へ