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2006-06-12 Mon
雨漏りというと、どうしても屋根からと思ってしまいますが、
意外に多いのが壁からの雨漏りです。風が無く上からのみの場合は屋根からでしょうが、
風があると壁面を流れる雨はかなりの量になります。
雨戸周りの隙間をコーキングしたらぴたりと雨漏りが止まったこともあります。
また、外壁に横方向にクラック(亀裂)がある場合は要注意です。
壁をつたう水がそこから建物内に侵入します。
写真は擁壁なので雨漏りとは関係ありませんが、外壁がこのようになっていたら
補修が必要です。特に木造の場合は下地の木が見えないところで腐っていることもしばしばです。
クラックは冬場に拡大することが多いので、寒くなる前には補修するといいですね。
小さな隙間でも、そこに水が入り、夜間に凍結、膨張した氷がクラックを押し広げます。
そして、最初は表面だけで問題がなかったクラックが、奥まで広がり、水の進入を許してしまいます。
また、サッシ周りが濡れる場合、雨漏りではなく結露の可能性もあります。
いろいろ原因があるので、難しいですね
by 大工のとうちゃん
現場 : 15:10 : comments (0)