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HOME > 建築に関するWeb活用法 > 小規模工務店の自社サイト 4
2008-12-05 Fri
さて、せっかく自社サイトを作っても誰も見てくれなければ意味がありません。とはいえ名刺にホームページアドレスを載せるだけでも信用度アップしますけど。
では、アクセスが多ければ良いのか?
「答えは・・・・ノー!」です。
私は名古屋で大工をやっています。北海道の大工さんを探している人が見ても意味がありません。人数が少なくても名古屋の大工さんを探している人に見てもらう必要があるんです。
それにはどうするかそれが重要になります。
単にアクセス数を上げるのが「SEO対策」ではありません。そのサイトの情報を必要としている人により多く見てもらう必要があります。そのためにはどうするか考えてみましょう。
1.META name="KEYWORDS"
大工の本音のトップページを開き、メニューの表示→ソースでトップページのソースが見られますが、その4行目あたりを見て下さい。
<META name="KEYWORDS" content="大工,大工さん,新築,住宅建築,住宅,リフォーム,増築,改築,優良工務店">
と書いてあります。Yahoo!等はこの情報を参考に検索結果を表示します。(私の記憶ではGoogleはこの行は無視するはずですが、クローラーの仕様は知らぬ間に変更されるので不明です)
地域情報はこのサイト(大工の本音)の内容からすればあまり意味がありませんが、自社サイトの場合はいくつかの地域情報を入れておくと効果的です。
ただ、あまりこのキーワードが多いとスパム扱いされて検索結果に悪影響を及ぼす場合もあるので、10程度を目安にしましょう。
2.TITLE行
同じくヘッダー内のTITLE行についてはかなり重要になってきます。
キーワード検索についてはこのTITLE行はかなり重視されるそうです。自社名だけではなく、対象地域や業務内容をうまく織り込んでおきましょう。
3.本文
本文内の文字列も重要です。検索対象としたい文字列を不自然ではない形で本文に組み込むのが最良でしょうね。対象文字の出現率も考慮されるので、これもうまく盛り込むと良いと思います。
検索キーワードの羅列は検索結果に表れてしまいあまり印象が良くありません。私だったらそんなサイトは検索結果からは見に行きませんね。
4.被リンク数
同系のキーワードの多いサイトからのリンクは高く評価されるそうです。つまり、同じ建設関係のサイトからリンクされると有利になります。無節操に相互リンクを申し込むのはよろしくないですが、無料で登録できるサイトを積極的に活用すると良いでしょう。
2つほど紹介しておきます。
リフォーム ナビ リフォームサーチ
ある程度の期間サイトを運営していると上記のようなサイトの運営者が勝手に登録してくれていることもあります。アクセスログからリンク元を調べると、登録にお金がかかるサイトに勝手に登録されていることもあります。
これらのサイトの運営者もある程度の登録数がないと誰もお金を払って登録してくれませんからね。ただ、そこにお金を払って登録していると誤解されるのはチョット問題ですけど。
5.何しろやってみよう
一定期間サイトが続いていることもやはり大切だと思います。とりあえず簡単なサイトでも作っておいて、自社名で検索すると表示される程度にまでなっておくといざ本気で行動しようと思ったときでもスタートダッシュが違ってきます。
前回書いたように自分で頑張れば極少額で自社サイトが持てます。年間ひとつでも仕事が取れれば十分元が取れるはずだから、チャレンジする価値はあると思います。
by 大工のとうちゃん
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