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2005-11-04 Fri
耐震工事の依頼を請けて昨日から取り掛かりました。
古い建物なので基礎に鉄筋が入ってないようです。
弱い換気口周りで内部からのクラック(亀裂)が発生しています。
by 大工のとうちゃん
現場::耐震工事 : 14:50 : comments (x)
2005-02-11 Fri
最近は外部にウッドデッキを設置される家も多いかと思います。
先日も某リフォーム番組での工事でもウッドデッキを作っていましたが、
観ていて気になった事があるのでこちらに書いておきます。
空間的な広がりやつながりを演出するために室内とウッドデッキの高さを
同一にしたがるデザイナーさん達がよくいます。
これってどうなんでしょうか?
確かに見た目には格好いいですが、室内とウッドデッキの境目の開口部、
一般にはアルミサッシなんですけど。雨水の浸入対策のため一般にはアル
ミサッシのレールは室内を基点として外へ行くほど低くなっています。
(最近はフラットになるサッシもあるようですけど、雨対策は疑問です。)
ウッドデッキの高さを室内と揃えるとそこには大きな溝が出来てしまいま
す。実際我が家にもウッドデッキではありませんが、事情により同様の場
所がありました。甥が遊びに来た時そこに足を落とし転倒してしまいました。
子供や老人だけでなく元気な若者でも、大きな荷物を抱えたりしていたら
同じような事が起きてしまう事は十分考えられます。最悪の場合、足を
骨折しますよ!
理屈だけのデザインコンセプトよりも、住む人の立場に立った設計を重視
したいものですね。設計の欠陥で起きた事故は設計事務所にどんどん苦情
入れても良いと思います。それが世の中のためです。
by 大工のとうちゃん
トラブルに遭わないために : 12:57 : comments (0)
2004-09-19 Sun
今の現場の元請けさんは女性なんです。まあ、元請けとはいっても、
インテリアコーディネートなど室内装飾がメインなので、ほとんどはうちで
請け負って下請けさんに出しているので実質うちが元請けのようなものです。
その方元請けとしての責任からか毎日一度は現場に顔を出してくれます。
作業服を着ていなくて臆せず現場に入れる女性はお施主様か設計士しか
思いつかないのが普通です。元請けさんは見るからにビジネスバリバリ
こなしている感じなので、下請けのみなさん設計士と勘違いするようです。
そして私に聞いてきます。
「あの人設計士?」
「違うよ、元請けさんだよ」
そう答えるとみなさんほっとしたような顔をします。
なぜでしょうね?どこの現場でも女性の設計士は嫌われているんです。
もちろん全てとは言いませんが、概して女性が設計管理すると、
1 指示が細かすぎる
材料の割付、取り付け寸法など少しくらい違っても何の問題のないことまで
いちいち注文つけます。どうしても思い通りにしたいのなら図面に明記して
おくべきなのに出来上がったものを直せといったりするらしいです。
2 施工について何も分かっていない
設計するのが本職だから完全に理解してなくてもそれは仕方のないこと
でも、それだったら専門家の意見は素直に聞き入れるべきなのに我を通すんです。
無理なものは無理なんです。
3 構造について何も知らない
一級建築士の資格を持っていても構造について知らないこと多いんです。
聞いた話ですが、この戸は片引き戸だから「通し柱を半分に挽き割れ」
なんてとんでもない事言う人がいるそうです。
もう馬鹿じゃないかと・・・
女性として主婦の立場に立って細やかな気遣いしてくれると思うでしょうが、
専門分野での知識まで主婦と同等では話になりません。
そのくせプライドだけは人一倍高いことが多いですからね。注意が必要です。
それと、忙しい設計事務所の先生やっていると家事なんてほとんど出来ないはず
主婦の気持ちは理解できないのではないでしょうか?
それより良き夫であろうとする男性の方がよほど分かっているような気がします。
もちろん女性の設計士が全部ダメとは言いませんが、
問題を起こしやすい人が多いことは確かです。
とにかく聞き上手な人を捜すのは大切なポイントです。
by 大工のとうちゃん
トラブルに遭わないために : 15:58 : comments (0)