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HOME > 2007年01月 > 18日
■ 多次元空間

じつは、某番組関係の工事中、その細かな様子を友人知人に読んでもらおうと
書き綴った日記があります。
ちょっとしたきっかけで久しぶりに読んでみて、ご覧のみなさんにも伝えたい
記述があったので、一部編集して転載します。

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今日現場で残業しながらAD君と話した内容から話題を取り出してみましょう。
いろいろな話の繋がりからAD君が「建築は立体だから3次元」と言った。
別にツッコミ入れるつもりじゃなかったけど、自分の持論をぶつけてみた。
「建築は4次元だよ!」ADくんけげんそうに「4次元?」私は答えた
「建築を考える時は時間軸が入ってくるからね。時間についても考えなき
ゃ。」なるほどと、納得した様子でした。

実際、いろいろ考えるには、朝昼晩の変化、四季の日差しや風、建物の経
年変化など、時間的要素も考慮しなければならない。
更に、そこに住む人の生活が係わってくると時間的要素もいろいろな方向
性を持ってくる。居住者の老化や家族の増減など、時間軸に対してもいろい
ろな方向性が出てくるわけである。5次元6次元の多次元空間を創造出来
る能力が必要だと思っている。
そして、建築によりある程度時間軸のコントロールは可能だと思っている。
居住者を健康で幸福な未来へと導いてあげる事が
出来ればそれが最高の建築だと考えている。もちろんそれはたやすい事で
はないが、目指す方向としては間違っていないと思う。

「多次元空間の創造者」として番組で採用してくれないかなあ(笑)

特に住宅建築は御施主様の未来を創造する責任の重い仕事と自負している。
だから、自分に対する世間からの評価のみが気になる奴らは気にくわない
のである。

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なんか、見栄を張った自分らしくない文章だなあ・・・。
でも間違ってないと今でも思ってます。


建築 : 20:40 : comments (2)
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